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人材育成とは何か?すぐに使える5つのスキルでお伝えします【保存版】

communication 人材育成

人材育成の方法を知りたい方へ。

上司やリーダー:人材育成が必要だけど、思った通りなかなか上手くいかない。できれば、具体的な方法や使えるスキルを知りたいと思っていませんか?

本記事では、下記の内容を解説します。

本記事の内容

1.人材育成とは何か?【人が育つ5つのスキル】
2.人材育成に必要な5つのスキルとセットでやるべきこと

この記事を書いている私は、35歳までコミュニケーションが下手クソで失敗や苦労を沢山してきました。しかし、コーチングを学び、実践し、経験を増すことで飛躍的に上達することができました。今では一部上場企業など様々な研修でコーチングやコミュニケーションをお伝えし、そのノウハウをみなさんにお伝えします。

人材育成とは何か?【人が育つ5つのスキル】

スキル①:観察力
スキル②:安心感を作る自己開示力
スキル③:役割の明確化
スキル④:成長を促すフィードバック
スキル⑤:改善するためのマイナスのフィードバック

スキル①:観察力

まずは観察力は必要です。
相手のことをよく観察して、特性を掴むことが大切です

日頃からその人を観察しておくことで、その人も気づいていない課題を発見したり、リソース(財産や経験)を使って成長するための計画を立てることができるからです。

具体的には強み、弱み、経験、目標、実績、関心事などを日常から観察し、記録しておくと更にいいです。

スキル②:安心感を作る自己開示力

安心して話してもらうのはまず自分自身から自己開示してみましょう。

あなたの人間性を伝えることは、相手に安心感を与えることで、信頼関係を築き、大切なことを互いに伝えられる関係になりやすいです。

特に、過去の失敗談は効果的です。

後輩やメンバーや部下は、先輩やリーダーの失敗談を聞くことで、安心感と自分も頑張れば先輩のようになれと感じ、前に進むエネルギーになります。

スキル③:役割の明確化

どんな役割で、それはどんな責任があるのかを明確に伝える。
意外にここが不明瞭なことが私の経験では多いです。

人を育成するには、明確な役割や仕事の完成度の基準などハッキリ伝えることで、自主的に行動しやすくなります。

具体的には責任の所在です。

「ここまでは任せる!でも、ここから先は私が責任を持ってあげる」という線引きがあれば安心して自分の力を発揮できます。

スキル④:成長を促すフィードバック

このフィードバックがあることで人は大きく成長します。

人は自分で自分のことが見えていないことが多くあります。人を育成するとき「できているから大丈夫だろう」と思うだけではなく「キチンと出来ているよ!」と声にだしてフィードバックしてあげることがとても大切です。

それは、小さな成果や行動を発見して伝えることで心の栄養になります。スキル①で書いたように普段からの観察力が活かされます。

スキル⑤:改善するためのマイナスのフィードバック

人には必ず改善する余地があり、その余地こそ伸びしろです。

目の前の人に「さらに成長して欲しい」と気持ちを込めて、必要な改善点をフィードバックすることで更なる成長が期待できます。

特に仕事ができる部下や後輩には特にフィードバックが必要です。「まぁ彼(彼女)は大丈夫だろう」というラベリングすることで客観的な改善点の指摘が無くなり、成長する機会が無くなってしまうからです。

人材育成に必要な5つのスキルとセットでやるべきこと

面談する時間を作りましょう

面談を設定することで気持ちの整理と減り張りででます。
部下やスタッフも自分がどう見られているのかを聞きたいモノです。

そして、客観的な意見やフィードバックは成長するためには欠かせません。
できれば、30分から60分ほど、2人で落ち着いて話が出来る会議室やカフェなどで手順を追って対話をするのをオススメいたします。

面談の方法(手順)

部下の労をねぎらうなどまず相手の気持ちをほぐす(アイスブレイク)

    例)「いつも頑張っているね・・・」「お疲れ様!かなり仕事が多いようだけども・・・」

目的を伝える(ねらい、概要)

    例)「組織を前進させるものであり、社員一人ひとりが成果と成長を得るためのもで・・・」

期待していること、役割を再度伝える

    例「○○君ならプロジェクトのリーダーでチームを活性化できると期待しているよ」

部下に話させる(考えさせる)ことが大切。そして真剣に聴く!

    最近はどうなのか?仕事はうまくいっているのか?うまくいっていないのか?など質問をして考えてもらう。

充分に話しを聴いた(傾聴)した後は、フィードバックやアドバイスを伝えて、今後についてまとめ上げる。

面談の感想を聴き、次の作業やスケジュールを確認する。

 

面談の時に役立つ質問モデル

目標

・どういう目標を設定したいと思いますか?他には?
・その目標の重要度順位を決めましょうか?

目的

・その目標を達成すると、グループにどんな貢献ができると思いますか?
・その目標を達成することは、○○君にとってどんな価値がありますか?

測定基準

・「何が」「どれぐらい」になれば達成したと言えますか?
・達成を測るものは何かありますか?

障害

・「何が」「どれぐらい」になれば達成したと言えますか?
・達成を測るものは何かありますか?

ステップ

・最初の3ヶ月(四半期)で何をどこまで進めますか?
・どのような手順で進めますか?

まとめ

・重要と思えることは話せましたか?
・では、○日までに目標設定シートを修正し再提出してください。

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