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コーチングとは何か?【5つの項目で詳しく解説】

Coaching

コーチングについて知りたい人:最近コーチングがいいと聴くけど、具体的な内容や効果がイマイチわからない。それ以外にも具体的にどんなスキルや仕組みなのか?コーチングについて幅広く知りたい。

本記事では、下記の内容を解説します。

本記事の内容

    1.コーチングとは?
    2.コーチングとティーチングの違い【比較と使い分け方】
    3.コーチングの仕組みとは?
    4.コーチングのスキルとは?
    5.コーチングのやり方

この記事を書いている人:私は、35歳までコミュニケーションが下手クソで失敗や苦労を沢山してきました。でも、そんな私でもコーチングスクール在籍中(6ヶ月目)に有料クライアント13人、月額45万円を稼ぐことに成功。現在では、経営者やアーティストなどのコーチングを多数手がけ、一部上場企業のコーチング研修もしています。

1.コーチングとは?

コーチングとは
    ①コーチングとは
    ②コーチングの価値について

①コーチングとは

コーチのそもそもの語源は、馬車の産地だったハンガリーの「コチ」(Kocs)に由来し、「コチ」は500年間「人を目的地まで連れて行く」ための「手段」であると認識されていたそうです。

その意味合いから、現在のコーチの意味は「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味で使われていました。そこから発展し、コーチングは「相手が望む状態を実現するために、相手自身が考え行動することを支援する対話」と定義ずけられるようになったようです。

このことから「相手が望む」ということがとても重要なとこなのでその意味をもう少し深掘りすると

未だ使えていない/気づいていない能力を引き出し、
“本当に望む姿”を実現するためのコミュニケーション技術

と意味づけできます。

このコーチングの意味や定義は組織などによって微妙に違うので、国際コーチ連名など色々な定義を見てみるのもいいと思います。

②コーチングの価値について

コーチングの価値は対話を通して「発見・気づき・選択」を引き出すことです。

どうしてかと言えば、誰しもが

・「自分は何をやっているのか?」
・「一体どこに向かっているのか?」
・「自分は何に向いているのか?」

という疑問について、質の高い答え必要としているからだと思います。

そして自ら質の高い答えを出すためには、良質なシンキングパートナーや思考のスパーリングパートナーがいることが大切になります。

例えるなら、コーチは精度の高いナビゲーションシステムとGPSのようなものです。クライアントの「現在地」と「目的地」までを対話を通して、「発見・気づき・選択」を引き出し、最短で安心して行けるための支援であり、そこに価値があるのでだと考えています。

但しコーチのスキルや倫理観、環境整備などまだ至っていない部分も時折目にしますが、これからコーチングを受ける人達の評価こそがコーチングの質と価値を高めてくれると思っています。

2.コーチングとティーチングの違い【比較と使い分け方】

コーチングとティーチングの違い
    ①ティーチングとは何か?
    ②コーチングティーチングの比較

①ティーチングとは?

ティーチングとは、その人(上司、リーダー)が持っている知識、技能、技術を相手に教えること、または指示をすることです。

新入社員や新しくスキルを学ぶときに「コーチング」のように「どうしたいですか?」と聴いても知識、経験、スキルがないので答えられません。そういった場合には「ティーチング」を使って伝え、教え、指示することが効果的です。

②コーチングとティーチングの比較

▼ティーチング ▼コーチング
答えを持つ者が持たない者に分け与える 答えは相手の中にある
教える、指示する、導く 答えは相手の中にある。
答えを持つ者が持たない者に分け与える。 聴く、質問することにより、自ら考え自ら行動を起こすことを支援する
PUSH【答えを、押し出す】 PULL【答えを、引き出す】
新入社員や未経験者など、情報・知識をまったく持たない相手には即効性がある。 情報・知識を少し持ちはじめた相手には、更なる自発的成長を促す。
過度に行うと意欲が減少し、受動的になる。 緊急性を要する時には、適さない

ポイント

日本の教育文化では、ティーチングが主流です。最近ではコーチングやファシリテーションの広まりと共にコーチングの文化もありますが、基本的にはティーチング文化が主流なので、

・利き手 → ティーチング
・利き手では無い方 →コーチング

と考えることをオススメしています。

私は右利きなのですが、左でもお箸や文字を書いたりは少しは可能です。しかし利き手のように瞬発的に器用に使うことはできないので、日々少しずつの「意識」と「練習」が必要です。

誰でもそうだと思いますが、自転車や車の運転が初心者の時は、力が入り視野が狭い状態だったと思います。しかし、毎日運転し、回数を重ねることで、力が抜け運転しながら同時に色々なことができるようになったと思います。

コーチングも同じようなものなので、続ければ必ず誰でもできるようになります。

3.コーチングの仕組みとは?

仕組み

コーチングの仕組み構成する4つの基本は下記から構成されています。

①前提となること
②スキル
③メソッド・フレーム
④マインド

下記のリンクに詳しく解説しています。

4.コーチングのスキルとは?

コーチングスキル
    ①傾聴
    ②ストローク  
    ③質問力    
    ④GROWモデル
    ⑤テーマ設定
    ⑥能力の引き出し方

①傾聴

傾聴とは、漢字に書かれているように「充分に、目と耳と心を相手に傾ける」といったイメージです。

しかし、ただ聴くと言っても、

    ・どのように聴くのか?
    ・どのような思いで聴くのか?
    ・何に意識をして聴くのか?

と言った様々なスキルがあります。

傾聴について「3つの目的と7つの技法」として詳しく説明していますので、下記のリンクからご覧いただければと思います。

②ストローク

ストロークとは、米国の心理学者「E.バーン」が開発した心理学、TA(交流分析)で使用される考え方です。『自分あるいは他人の、存在を認める全ての働きかけ』と定義されています。

バーンによると、人には他者から認められることへの“飢え”があるということです。食べ物が身体の栄養源であるように、ストロークは心の栄養源であると言われます。

コーチングにとって重要なストロークについて詳しく解説しています。

③質問力

相手の本当の気持ちを引き出すためには、質問がとても役に立ちます。絡まった糸を解いていくような感覚で、丁寧に丁寧に質問を重ねていくとやがて相手も気づいていなかった本当の何かにたどり着きます。

そのためには質問の方法を知る必要がありますが、今回は最も簡易で基本となる質問方法の「チャンクダウンとスライドアウト」です。

    ・チャンクダウン ➡ 具体化する質問
    ・スライドアウト ➡ 拡散する質問

この2つの重要な質問を具体的に解説しています。

④GROWモデル

GROWモデルとは?:クライアントが求める成果を生み出すためには、探求すべき4つの領域があります。この4つの領域をまとめたものが下記に示す「GROWモデル」です。

    GOAL(目標)
    
REALITY(現実)
    
OPTIONS(選択肢)
    
WILL(意思)

の頭文字をとって「GROW」と呼ばれているものです。コーチがよく使う4つの質問フレームを項目ごとに詳しく紹介しています。

⑤コーチングのテーマ設定

コーチングするときのテーマ設定を具体的な方法や質問の仕方を交えて詳しく解説しています。

例えば、クライアントにとっての主題は大きく分けると

    「直面する主題」
    「キヤリアレベルの主題」
    「ライフレベルの主題」

の3つの分野があるので、それぞれを詳しく解説しています。

⑥能力の引き出し方

能力を引き出すための視点やRESOURCE(資源)の発掘する方法を詳しく解説しています。

Resource(資源)は、目標達成や課題解決を促進させるための大切な要素です。今まで培った、人脈・知識・情報・スキル・経験・モノ等の資源など全てがリソース(資源)となってクライアントの助けになります。

5.コーチングのやり方

やり方

仕事やビジネスでコーチングが必要な方や、すぐ実践できて効果の高いコーチングができるようになりたい方のために詳しく解説しています。

それ以外にも中々知ることのできない心構えや私が実際に使っている方法なども公開しています。

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