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コーチングで能力を引き出す方法とは【RESOURCE(資源)の発掘】

Coaching LIFE

コーチングを勉強中の人:能力を引き出す視点をしりたい。RESOURCE(資源)の発掘する方法を詳しく知りたい。

本記事では、下記の内容を解説します。

本記事の内容

    1.コーチングで能力を引き出す方法とは【RESOURCE(資源)の発掘】
    2.自分のリソース(資源)に気づく【8つの質問】

この記事を書いている私は、35歳までコミュニケーションが下手クソで失敗や苦労を沢山してきました。しかし、コーチングを学び、実践し、経験を増すことで飛躍的に上達することができました。今では一部上場企業など様々な研修でコーチングやコミュニケーションをお伝えし、そのノウハウをみなさんにお伝えします。

1.コーチングスキルを使った能力を引き出す方法【RESOURCE(資源)の発掘】

Resource
    1.RESOURCE【資源】とは
    2.質問の目的
    3.質問例

1.RESOURCE【資源】とは

クライアントの目標達成や課題解決を早めるモノです。今まで培った、人脈・知識・情報・スキル・経験・モノ等の資源など全てがリソース(資源)となってクライアントの助けになります。

主なリソース(資源) 概要
人脈 協働してくれる人、教えてくれる人、相談に乗ってくれる人など
知識・情報 これまで習得してきた知識、役に立つ情報など
スキル これまで習得してきた技能、役に立つスキルなど
経験 あなたのこれまでの成功経験、失敗経験
モノ あなたが使える道具、仕組み、データなど

2.質問の目的

①クライアントが持っリソース資源を発見する

目標達成や問題解決のために、クライアント自身が持っている(活用できる)リソース資源を発見する。

リソースには、外的なものと内的なものとがある。外的なリソースとは、クライアントが保有する「これまでの全ての経験」「経験から得たスキル·ノウハウ」、「全ての情報」「全ての人脈」「全てのモノ」などです。

内的なリソースとは、クライアント固有の「才能」「強み」「ものごとの捉え方·見方」「気質傾向」「大切にする価値」「ヤル気の源·要因Jなどです。

コーチはこれらのリソースをクライアントと共に発見し、活用戦略を立てるのです。

②クライアントは大きなリソース資源を持っている

クライアントはクライアント自身が思っているよりはるかに大きな(多くの)リソース資源を持っています。

しかし、目標達成や問題解決に活用できるリソースを保有しながらもその存在を忘れている、気づいていないことが実に多いものです。

例えば「心配性」というクライアントが弱みと捉える気質は、ものごとを緻密に考え周到な準備をする才能として充分に活用できるものです。

コーチは全体的、多面的、長期的視点でクライアントのリソースを探求するのです。

③クライアントの資源を活用する、拡大する

クライアントは自身が保有するリソースを発見し活用することで、その人らしいやり方で、その人だからこその進み方でゴールに近づいていくことができるのです。

必要以上の抵抗を感じることなくブレイクスルーできる可能性を秘めているのです。

また、クライアントが目標達成や問題解決を実現するために、リソースを更に拡げる·蓄えるということもとても役に立ちます。

コーチは、クライアントのリソースを拡げる·蓄えることを目的として、新たな準備·学習·経験を要望していいきます。

3.質問の例

外的リソース

    1.これまでの全ての経験
    2.経験から得たスキル・ノウハウ
    3.全ての人脈
    4.全てのコミユニテイ
    5.全ての情報
    6.全てのモノ
質問の例 深掘りする質問
これまでの人生・キヤリアは? そのときどんな経験をした?
過去にうまくできたことはいつか? 達成のポイントは何だったのか?
過去にうまくできなかったことは? その要因はなにか?
協力してくれる人は誰か? どんな協力をして欲しいのか?
モデルとなる人は誰か? 何を真似ることができるのか?
答えは誰に聞けぱいいのか? 何を聞けぱいいのか?
もし、○○さんだとしたら何をする? ○○さんはどんな手順で行うか?

内的リソース

    1.才能
    2.強み
    3.物事の捉え方・見方
    4.気質傾向
    5.大切にする価値
    6.ヤル気の源·要因
質問の例 対比の質問
得意なことは? 苦手なことは?
強みはなにか? 弱みはなにか?
好きなこと・好きなやり方は? 嫌いなこと・嫌いなやり方は?
どのように見ているのか? どのように感じているのか?
何を大切にしているのか? 何にこだわりたいのか?
何にやる気が湧きおこるのか? 何を聞けぱいいのか?
もし、○○さんだとしたら何をする? 何にやる気が起こらないのか?

※上記の事柄に関心を持ち続けて、聴く、質問する、観察することでクライアントの内的なリソースを発見する

ポイント

全ての人は、生まれてきて今日この日まで様々な経験を積んできています。1つずつ丁寧に棚卸しをし、整理することで目標への到着を早めるリソース【資源】が必ず発見できます。

自分のリソース(資源)に気づく【8つの質問】

過去の自分

さあ、これからあなたの過去に向かって、トキメキ発見の旅にでましょう!あなたの心を揺り動かしたものを色々な角度から思い出していきましょう!そして、自分のトキメキを詳しく思い出せば出すほど、あなたの本来の姿鮮やかに見えてきます。下記の質問をヒントにたくさん思い出してみましょう!

※付箋紙に一問一答で書いておくと後で整理しやすいです。

1.あなたのワクワク

幼少期〜小学校〜中学校〜青年期〜青年期までに、あなたがワクワクしたことは何ですか?

2.あなたの五感を呼び覚ます 匂い、味、感触、音、光景

幼少期〜小学校〜中学校〜青年期〜現在までに、あなたが好きだった感覚は?雨上がりの匂い、夕暮れの時の光景、お母さんの手のぬくもり、はじめてレストランで食べた味など

3.あなたにとって大好きな人や大切な人たち (名前とその理由も考えましょう)

幼少期〜小学校〜中学校〜青年期〜現在までに、あなたにとって大切な人たちは誰ですか?あなたの人生に何らかの影響がある人や映画やテレビ、アニメや小説の人物も含めて考えてみましょう。

4.あなたの楽しかった学習体験 (学校・教室・活動/何を学んだのか?)

小学校〜中学校〜青年期〜現在までに、あなたにとって楽しかった学習体験は何ですか?自分にとって楽しかった学習やうれしかった体験を思い出してみましょう。

5.やって楽しかった仕事や活動は何ですか?

小学校〜中学校〜青年期〜現在までに、あなたにとって楽しかった仕事や活動は何ですか?サークルからクラブ活動、ボランティア活動そして仕事まで、具体的にどんな作業が楽しかったか考えましょう。

6.あなたの信念・哲学・価値観はどのようなものですか?

自分自身の今まで体験から、真実だと感じたことや、人生観など今までの人生の中で大切だと感じていることを考えましょう。

7.あなたが達成したこと、誇りに思うこと

小学校〜中学校〜青年期〜現在までに、あなたが達成したこと、誇りに思うことは何ですか?過去から現在に至るまでひときわ輝いた瞬間や困難を克服して何かを達成したときに感じた誇りなどを自分の基準で考えみまよう。ことの大きさは関係ありません。

8.忘れられないことは何ですか? (理由も考えましょう)

あなたの人生に起きた重要なこと、最も楽しかった時や時期、最も満ち足りた瞬間や輝いていた時期はいつですか?

過去の自分から人生の鍵になるようなヒントはありましか?
過去の自分を未来の自分と繋げるとどんなことをすればいいのか?
何をすれば努力と思わず努力できるのかが見えてくると思います。

8つの質問から出た答えの使い方

1.付箋紙を並べてみる
2.これからの人生にも大切だと思うモノにチェックする
3.チェックした付箋紙に対してさらに優先順位を付けてみる
4.残ったキーワードの理由を再度考えてみる
5.人生のキーワードを大切にして未来に活かす

ポイント

過去の自分には意欲の源泉がたくさん眠っています。過去の自分と向き合うことで得られる気づきは今後の人生に大きなアンカーとなるので、少しでも時間を取って人生のキーワードを発掘してみてはいかがでしょうか?

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