コーチングで起業するためのビジョンの作り方【必要な10の資質】
コーチングで起業を考えている方へ
コーチングで起業を考えている人:コーチングで起業したいと思っているけど、自分に向いているのかどうかを知りたい。本当にコーチングで起業できるのか色々不安に思っているのでビジョンをハッキリさせたい。
本記事では、下記の内容を解説します。
本記事の内容
- テーマ:コーチングで起業するためのビジョンの作り方【必要な10の資質】
①コーチに必要な10の資質
②自分を知るための9つの質問
③ビジョンを探求する
この記事を書いている人:コーチングスクール在籍中(6ヶ月目)に有料クライアント13人、月額45万円を稼ぐことに成功。現在では、経営者やアーティストなどのコーチングを多数手がけ、一部上場企業のコーチング研修でも活躍中です。
コーチングで起業するためのビジョンの作り方【必要な10の資質】
①コーチに必要な10の資質
コーチングで起業するためには、その仕事が自分にあっているのか?または自分に資質があるかどうかはチェックしておくといいと思います。
コーチングをこの世に広めた内の一人、ジョン・ウィットモアの著書「はじめのコーチング」で下記のことが書いてあります。
コーチングセミナーに参加している人達に「理想的なコーチの資質にはどういうものがあるか?」を列挙してもらうと、下記のようなリストができるそうです。
- ①気長である
②客観的である
③支援してくれる
④関心を持ってくれる
⑤よい聞き手である
⑥洞察力がある
⑦よく気がつく
⑧自己を認識している
⑨注意深い
⑩記憶がよい
いかがでしたか?
しかし、下記の5つにジョン・ウィットモアはあまり同意しないと言っています。
- ①専門技術に習熟している
②知識がある
③経験
④信頼性
⑤権威
私も同感で、この5つをコーチになる人達は求めがちなのですが、この5つがあることでコーチングになりにくい(成立しにくい)状況が生まれるのも事実です。
何故かというと、私は見事にこの5つを求めて失敗したからです。
どうして失敗したかというと、何年もコーチをして知識や経験を積んでいくと私のようなポンコツは、無意識のうちにティーチャーに近づいてしまったんです。
コーチがティーチャーになると、主従関係が生まれ、「教える人」「教わる人」になってしまいます。そうなればコーチングで必要な自主性が薄れコーチではなく、コンサルティングの領域なってしまいます。
コンサルティングがダメなのではなく、コーチとしては「No」ということです。逆にコンサルティングにはこの5つが必要です。
コーチングで起業を志している人はぜひチェックしてください。
※上記各項目10点満点でチェックしてみるといいと思います。
②自分を知るための問う9つの質問
コーチとして起業するということは、こういった質問をクライアントさんにしていくということです。コーチは少しでもクライアントさんのお手本になるためにも下記の問いに答えてみましょう。
この質問に答えることで、今現在の自分の姿が見えてきます。
Wordなどに質問をコピペして、30分ぐらいで記入してみてください。
※模造紙やA3など大きな紙に手書きで書くのもオススメです。
これからの人生のを問う9つの質問
①自分の仕事は何ですか? また、その仕事は自分にとってどんな意味をもっていますか?
②仕事場で、今までの自分はどんな自分でしたか?
③仕事場での理想的な自分とは、どんな自分でしょうか?
④自分の強みは何ですか?
A)仕事師、プロフェッショナルとしての強み
B)人間としての強み
⑤自分の弱みは何ですか?
A)仕事師、プロフェッショナルとしての弱み
B)人間としての弱み
⑥仕事上の自分の目標は何ですか?
⑦仕事以外の個人的な目標は何ですか?
⑧その目標を達成するために明日から・・・
A)何を始める(伸ばす)必要がありますか?
B)何をやめる(改善する必要がありますが?
⑨これからの人生で、本当に実現したいことは何ですか?
いかがでしたか?
私がこの質問を初めて答えたときは色々考えすぎてなかなか書けなかったです。でもそうやって悩み、思考することがとても大切だと気づきました。
次はその答えについて「もし未来の自分が、今の自分をコーチするとしら、、、」という視点で一問ずつコーチをしてみてくだい。
何か気づきがあればドンドン加筆していきましょう。
ポイントは一度書いたものも残しておきましょう。その一言も大切な自分の言葉です。
ビジョンを探求する
このビジョンを探求するというのは、私がプロのコーチになるときに、宿泊研修で実際にしたワークです。
本当はビジョンクエストと言って、ネイティブアメリカンの伝統儀式の1つをビジネス向けに開発したものです。
ネイティブアメリカンは3日3晩、飲まず食わずで1人で山にこもり、天からビジョンをもらうというもので、もとは男の子が成人になるために行う儀式だったそうです。
しかし、今は現代なので私が体験したのは山の中の研修施設で、一晩かけて自分と対峙してひたすらビジョンを降りてくるのを待つというものでした。※研修なので色々な資料や仕掛けがありますが、ここでは省略いたします。
実際の方法は
静かな場所で、一人でゆっくり時間を気にせず考えられる場所がベストです。
先程の「これからの人生のを問う9つの質問」を見ながら下記のマンダラートになっている9つに記入していきましょう。
※できれば模造紙に写して、目の前の壁に貼ってもいいです。もしくはパワーポイントなどでモニターごしに考えるのもいいと思います。
あなた自身が本当に実現していたいと考えている何年か後の、具体的なゴール・イメージを明らかにしてください。また、それぞれのゴール・イメージは今のあなたにとって「〜ありたい」「〜はず」「〜べき」のどの感覚に近いでしょうか?
いかがだったでしょうか?
もしかすると、書けないこともあると思いますが、「書けない」ことも大切な今のあなた自身と捉えてみてください。
このワークも未来の自分であればどのようなフィードバックをするのか、、、という視点で振り返ってみると客観的に見られると思います。
そして何より大切なのは、コーチングで起業するために、ここらかどうやって行動に移すかです。
この記事ではコーチとして起業するための「現在地」と「目標」を描いてもらいました。
失敗だと思ったり、上手くいかなくなる場合はこういった初期設定不足の場合がほとんどだと思います。
起業するための「方法」や「How to」も必要で大切かもしれませんが、最初に取り組むのはこの記事に書いてあることを強くオススメします。
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