コーチングはなぜ胡散臭いと思われるのか?【3つの理由】
コーチングを怪しまれた人:コーチングを勧めたら胡散臭いと断られた。なんだか怪しいし、洗脳されそうで恐い、、、。そんなイメージを払拭してキチンとコーチングについて知ってもらいたい。
本記事では、下記の内容を解説します。
本記事の内容
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1.コーチングはなぜ胡散臭いと思われるのか?【3つの理由】
2.コーチングの胡散臭さを払拭する方法
私は、35歳までコミュニケーションが下手クソで失敗や苦労を沢山してきました。でも、そんな私でもコーチングスクール在籍中(6ヶ月目)に有料クライアント13人、月額45万円を稼ぐことに成功。現在では、経営者やアーティストなどのコーチングを多数手がけ、一部上場企業のコーチング研修もしています。
1.コーチングはなぜ胡散臭いと思われるのか?【3つの理由】
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①コーチングのネガティブイメージ
②人は知らないことを受け入れにくい
③実際を見ることがほぼない
①コーチングのネガティブイメージ
搾取されそう
「人の心の隙間に入り込んで何か搾取さるかも...」
きっとネガティブイメージを持っている人はこんな感じでコーチングのことを捉えているかと思います。
最近ではSNS広告で
・コーチのための集客力を上げり方法
・月収7桁達成できるコーチングビジネス
とか広告で上がってくるので(※)なんだか怪しさが満載です。
※SNSの広告はその人の検索などで変化します。
広告にのっているモノは否定するはないですが、コーチングを知らない人達からすると、「なんだか騙されそう...」と思う訳です。
周辺の目
それ以外にもコーチングをすることで「変化」し、急に周辺を褒め出したりすると、周辺の人からすれば「最近どうした?」何か変なモノでも食べた?」とそこで怪しさが先行してしまいます。
要は周りの人がコーチングについて正しく理解をしていないと「マインドコントロールだ!」と思ってしまう場合があります。
例えば、私も実際にヘアサロンのオーナーさんに「コーチングって、あのマインドコントロールみたいなやつでしょ」と悪気無く言われたことがあります。
コーチのスキル・経験不足
コーチの経験やスキル不足によって、コーチングから途中でティーチングになっている場合や、クライアントさんが望まない方へ誘導されていると感じるコーチングはネガティブな感想になるは当然だと思います。
こういうことを周辺kら耳にしますが、まずは関係を築くことを大切にして経験を積んでいく必要があると思います。もちろん私も含めて。
②人は知らないことを受け入れにくい
結論。多くの人は知らないことや分からないことは、受け入れにくいし、信じにくいものです。
ほんの数年前まで、クラウドファンディングを否定的に捉えていた人が多いのをご存じでしょうか?ビットコインなどもそうですが、多くの人は分かるようで分からないモノは「怪しい」と防御態勢を自然にとるのだと思います。
コーチングも同じように、分かりにくい要素があるので、「怪しい」とか「胡散臭い」になったと容易に推測できます。
分かりにくい要素とは「形が無い」ことや「サービス料金に幅がある」ことだったも影響しているように思います。
「GAFA」とコーチングの関係
ただ、近年「GAFA」と言われる、Google、Amazon、Facebook、AppleのCEOなどアメリカの著名な企業や経営者の殆どがコーチを積極的に採用することで、大きな成果に繫がっている実績が明らかになっています。
その影響から日本でもコーチングを知ることが増え、知らないことではなくなってきたので、受け入れ態勢になってきました。
しかし日本でも、何年も前から一流企業がコーチングを取り入れられているのはあまり知られていないように思います。
③実際を見ることがほぼない
コーチングを実際に観たことがある方はどれぐらいいるのでしょうか?
多分、コーチングの研修やスクールで実際にコーチングセッションを体験された方は、間近に観ることがあると思いますが、プロの本気のセッションを1時間観たことある人はいないのではないかと思います。
理由は簡単で、扱う内容が繊細で誰にも言えないようなことをコーチに相談する訳ですから、守秘義務を負っているコーチングでは、本音で深い話しをしているリアルなコーチングは観ることが無いから実際に目にすることはないんです。
それでも広まった背景とは?
ただ、ここまでコーチングが広まってきた背景には、今までの部下育成やマネジメントで成果が出せなくなったことや、インターネットなどで価値観の多様性が認められてきたことで、個々の能力や強みにフォーカスする必要が出てきたからだと思います。
分かりやすい現象で言えば、リーダーが古い価値観で大勢に同じ価値観で同じ教育を施しても、反発が起き、誰もついてこず、結果が出ないことは誰しも気づいていると思います。
だからこそ、現代の価値観をアップデートし、コーチングという新しいアプリケーションを使いこなすことはリーダーや経営者に必要不可欠なスキルになっているのだと思います。
実際にコーチングを観る機会が無くても、今の時代に必要な手法だということが多くの人に認知されてきたのだと思います。
2.コーチングの胡散臭さを払拭する方法
コーチを評価する仕組みが必要
ここの結論は、コーチングを受けるクライアントさんがコーチを評価できる仕組みだと考えています。
ただ評価するには、「善し悪し」をクライアントさんにも知ってもらう必要があります。そのためにもコーチングの知識をある程度知ってもらうことが必要そうです。
それ以外では、最近コーチを紹介してくれるコーチングのプラットフォーム会社が急激に増えてきています。私も一社所属していますが、そこでは体験セッションがあり、評価が低いと継続クライアントにはなってもらえないので、とてもいい仕組みだと思います。
私の場合、評価されると言う点では、研修講師として営業会社から仕事をいただきますが、必ず研修のアンケートがあります。いくつも項目があり、リアルに点数で評価が返ってきます。
一喜一憂も多少ありますが、このアンケートの評価を見るから、「次はもっとよくしていこう!」と向上するのも事実なんです。
飲食店ではミシュランや食べログなど、評価が当たり前になっているように、コーチも評価されれば、努力の方法や方向性がハッキリしますし、胡散臭いコーチの居場所は無くなります。
資格の権威
弁護士、会計士、中小企業診断士など国家資格のお墨付きには一定の信頼があるように、コーチにとっても権威のある資格が望まれます。
ただコーチングについては、国家資格ではないものの、現在日本では、ICF(International Coach Federation)という国際コーチ連盟の認定資格取得することが可能です。
この国際コーチ連盟の資格取得するには、コストと時間も必要ですし、コーチとしてのスキル、マインドも必要とされます。
もちろん、資格が全てでは無いことも充分承知しています。しかし、コーチングの定義も一貫性がなく、スキルやマインドの幅が大きいままでは社会に認知されにくいので、一定以上の基準を超えるコーチングであることが、胡散臭いコーチングのイメージを払拭してくれると考えています。
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